これがむくみのメカニズム正しい理解でむくみ0

むくみと言うと、足のむくみで悩む方が多いと思いますが、むくみは決して足だけで起こるのではありません。

顔、手、指だけに留まらず、全身どこででも起こりうるのです。

今回は、そんなむくみについての、原因と解消方法について紹介していきます。

 1.むくみの原理

むくみとは「浮腫」とも書くことが出来ます。

漢字で見ると分かりやすいのですが、要は腫れのことです。

では、何が原因で腫れているかと言うと、血管外の水分が皮下組織に過剰に溜まることによって腫れてしまった状態をいいます。

血液の本来の作用として、心臓から押し出された血液は、体全体の動脈を経由して、生きるために必要となる水分や栄養を届けます。

それと同時に不要になった水分を、生脈より体内に再循環させます。

その再循環の流れが上手く出来なくなって、水分が特定の部位に溜まってしまった状態をむくみと言うのです。

 2.むくみの原因

(1)同じ姿勢を続ける

立ち仕事をしている方は経験があると思いますが、朝は大丈夫だったのに、仕事が終わる頃には、足がパンパンになってしまったことがあると思います。

これは長時間、同じ姿勢を維持したことによって、体内の水分が脚部に溜まってしまったことが原因となります。

それと同様に、デスクワークで長時間座っていたときも、立ち仕事ほどではありませんが、長時間、脚部が真下に位置している状況は変わらないため、むくみやすくなります。

誤解がないように言っておきますが、これは病気だからなるのではありません。

人体構造上、水分のように重たい物質は、重力の影響を受けて、低位置に移動してしまいます。

そのことが原因であるため、自然現象みたいなものなのです。

 (2)運動不足

運動不足により足の筋肉が弱くなってしまうと、体内では血液を循環させるためのポンプ機能が低下してしまいます。

ポンプ機能が低下するということは、身体の上部まで血液を循環させる力も弱まり、脚に水分が溜まりやすくなってしまうのです。

ポンプ機能が低下すると他にも弊害が出てきます。

血液を隅々まで送る力も弱まってしまうため、指先まで血液が届きづらくなり、手指、足指の冷え性や血行不良につながってしまいます。

 (3)塩分と水分の過剰摂取

塩分と水分も過剰摂取すると、むくみの原因となります。

体内作用として、体内の塩分濃度を一定に調整する働きがあります。

もし塩分濃度を超えてしまった場合は、濃度を下げるために水分を増やそうとするため、結果的に血流も過剰となってしまいます。

つまり、水分増加によるむくみと、血流増加による血圧悪化の原因となるのです。

塩分=ナトリウムですが、ナトリウムそのものにも、水分の吸収作用があるため、その分上記症状が出やすくなると言えます。

塩分が多い食べ物としては「漬物」「ハム」「ベーコン」「さつまあげ」「ラーメン」等がありますので、むくみやすい方は、注意する必要があります。

水分は基本的に、塩分のような悪影響はないのですが、むくみの症状は出てしまいます。

どちらも体内作用で徐々に収まってはきますが、収まるまでに2~3日程度はかかります。それが、むくみがすぐに治らない理由なのです。

 3.むくみの解消方法

(1)適度な運動習慣をつける

脚の筋肉が弱まると血液循環をさせるポンプ機能も低下することは、前述の通りですが、裏を返せば、筋肉をつければ、血液循環をさせるポンプ機能が上昇するということになります。

そうすることで、脚に水が溜まりにくくなり、むくみにくい身体にすることが出来ます。

脚は特にむくみやすいと言われているので、まずは1日10分でも良いので、ウォーキングを始めることをお薦めします。

 (2)カリウムを積極的に摂る

むくみ対策として、体内に溜まった余分な水分は排出する必要があるため、利尿作用の高いカリウムを豊富に含む食品を、摂取するのも有効です。

カリウムを豊富に含む物として「スイカ」「きゅうり」「とうもろこし」「じゃがいも」「ほうれんそう」等が挙げられます。

これらの食品は、日常生活で摂りやすい物ばかりですので、むくみに悩んでいる方は今までの食事にプラスして摂るようにしてみて下さい。

カリウムは塩分を摂取したときに吸収されて、体内の水分が低下するのを防ぐ作用もあるため、積極的に摂取していきましょう。

 (3)お風呂に20分以上、浸かる

お風呂に20分以上、浸かることにより血流促進を図り、むくみを解消します。

ただし、お湯の温度が高すぎると睡眠に入りにくくなり、長期的に見るとストレスの大きな要因となってしまうため、温かいと感じる温度のお湯に浸かることが望ましいと言えます。

入浴中はマッサージを並行して行うことで、血流促進効果をさらに高めることが可能となりますので、ぜひ実践してみて下さい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする