生活習慣病の死亡率は60%

「生活習慣病の死亡率は60%」だという事は聞いた事があるでしょうか?

最初にこのような衝撃的な数字を出してしまいお詫び申し上げます。

正確に伝えると、日本人の死亡者数の60%が生活習慣病で亡くなっているということです。(2016年厚生労働省発表内容)

一瞬、安心したかもしれませんが、60%は充分に大きな数字と言えます。

生活習慣病の代表的なものとして、糖尿病、高血圧症および心臓病が挙げられます。

なんとなく、ならない方が良いようなイメージはあると思いますが、実際にこれらの病気が命を脅かす可能性は非常に高いため、医者に宣告された後に放置しておくのは、余りにもリスクが高い行為となります。

ここでは、生活習慣病について、原因とその予防方法について、きっちり理解してもらうことを目的に、説明させていただきます。

 生活習慣病にかかる原因

 1.好き嫌いや外食は立派な偏食

人の身体を維持するためには、たくさんのエネルギーが必要ですが、そのために単に高カロリーの食事をするのは、非常にリスクが高い行為と言えます。

体内には様々な器官があり、それぞれの機能をきちんと維持させるためには、栄養をバランス良く摂取する必要があります。

好き嫌いが多い、いわゆる偏食をする方は、それだけで生活習慣病にかかるリスクが高いと言えます。

偏食はサプリメントでフォローするから良いと考えるかもしれませんが、偏食の過程で塩分を過剰摂取している可能性があります。

塩分の過剰摂取が血圧上昇につながることは、有名な話であるため、皆さんも聞いたことがあると思います。

外食やインスタント食品に頼りがちな方も、偏食の一種と言えます。

これらは色々な物が食べられるから、偏食ではないと思うかもしれません。

しかし、これらの食品にも塩分は多量に入っており、過剰摂取となっています。

偏食のリスクはこれだけに留まらず、野菜不足という問題もあります。

外食だったら、野菜の付け合せがあると思うかもしれませんが、本人が思っているほど、野菜を食べることは出来ていません。

一言で野菜と言っても、摂取出来る栄養は、ミネラル、食物繊維、カルシウム、鉄、カリウム等があり、更にビタミンだけでも何種類もあります。

つまり、付け合せの野菜程度では、必要な栄養は全く取れておらず、ビタミン、ミネラルおよび食物繊維といった栄養は慢性的に不足しているのです。

ビタミンはウィルスやアレルギーに対する免疫力を高める効果、ミネラルは体組織を正常に働かせる効果、食物繊維は腸内環境を整えて、有害物質を輩出する効果があります。

これらの栄養が不足すると、身体が疲労しやすくなり、疲れから体内機能が低下して、ウィルス等への抵抗力も落ちてしまいます。

これらの負の循環を繰り返すことが、生活習慣病にかかる流れを作ってしまうのです。

偏食の形態の一つとして、お菓子をご飯替わりに食べる方もいます。

お菓子全般に言えることですが、基本的に糖分や脂質が多いため、すぐに過剰摂取になってしまいます。

お菓子を食べる人が、糖尿病や脂質異常症等にかかりやすいのは、そのためなのです。

あまり知られていませんが、ファーストフードの食べ過ぎも同様のリスクがあり、毎食がファーストフードだと言う方には、同様のリスクが発生しています。

ちなみに糖尿病は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを2~3倍増加させると言われています。

 2.暴飲暴食や喫煙がもたらすリスク

ここまでは食事が不足しがちなリスクについて、説明してきましたが、それなら沢山食べたら良いという考えは、くれぐれもしないで下さい。

朝はバタバタして食べれていないからと、後でまとめて食べたり、夜遅くに食事をしたり、暴飲暴食と言われるような生活を送っていると、内臓に負担がかかってしまいます。

そもそも、エネルギーの過剰摂取により、間違いなく肥満となります。

ビール、お酒等のアルコールの過剰摂取は、血液の流れを悪くしてしまい、脳梗塞等のリスクが高まってしまいます。

喫煙についても、同様のリスクがあり、心臓や血管に負担がかかってしまいます。

ここまでの問題は軽く見られる傾向が強いのですが、一度習慣化してしまうと抜け出すのが難しくなるため、注意が必要です。

 3.ストレスが体に与える重たい影響

これまでは、偏食、暴食のような、きちんと食事をしない場合のリスクについて、説明してきましたが、どれだけ正しい食事が出来ていたとしても、ストレスの大きい生活を送っていると、充分な効果は望めません。

ストレスを溜め込んでしまうと、血流が悪くなってしまい、体内に必要な栄養分が行き渡らなくなってしまうからです。

この他にも、血圧が上昇したり、ストレスで心の平静状態を失い、暴飲暴食をしてしまったり、免疫力低下につながることもあり、決して軽く考えることは出来ません。

 4.不規則な生活が睡眠不足の原因

夜更かしや、必要以上に寝てしまうことは、やがて体内時計の乱れにつながり、充分な睡眠が取れなくなってしまいます。

睡眠不足になると、疲労回復が困難となり、身体の抵抗力も落ちてしまい、生活習慣病のリスクが高まってしまいます。

 5.運動不足からくる生活習慣病

運動不足からくる血流低下は、体温の低下へとつながります。

それにより、免疫力も低下して、病気になりやすくなってしまいます。

また、年齢とともにどんどん体力が落ちてしまい、疲労回復効果も低下することで、体内機能は低下してしまい、生活習慣病が急接近してきてしまうのです。

 生活習慣病の予防方法

 1.あるものは有効活用して食生活を改善しよう

これまでの話で出てきたように、生活習慣病を予防するためには、様々な栄養を摂取する必要があり、それが健康な身体作りにつながります。

人間の身体は、食べた物から出来ているというのは、こういうことであり、最初に

すべきことは、毎日の食生活を見直すことなのです。

ビタミンや食物繊維の重要性は前述の通りですが、ビタミンを意識して摂取することで、抗酸化効果が得られて、身体の酸化を抑えることが出来ます。

身体の酸化を防ぐことによって、免疫力の上昇効果も得られるため、ビタミン類をしっかり摂取するようにして下さい。

バナナ、キャベツ、人参、かぼちゃと身近な野菜で高い効果を得ることが出来ますが、朝が忙しい方は、野菜たっぷりの青汁を飲むことで、ビタミンや食物繊維を補っても良いと思います。

ただし、身体の健康のためには、ビタミン以外にも、鉄分や亜鉛、カリウムと様々な栄養が必要となります。

これらの栄養は、小松菜やほうれんそう、ケール等の野菜から摂取出来るため、同じ野菜ジュースだけでなく、様々な物を飲むようにして下さい。

その際は糖分があまり入っていない物を選択すると、なお良いと思います。

 2.生活習慣病予防には無理のない運動が大事

運動を継続することで、血管や内臓機能は健康状態に維持されますが、毎日続けるのは大変かと思います。

ウォーキングや軽めのジョギングが効果的ではありますが、無理に行う必要はありません。それでストレスを溜めてしまっては、運動する意味がなくなってしまうため、自分が出来る範囲、例えばマイカーから電車通勤に変えて道中を歩いてみたり、少しの階なら階段移動を行う等の、継続出来る運動を心がけて、無理なく続けましょう。

適度な運動はストレス解消、血流改善につながり、体内機能の改善が図れるため、日常化することで、早寝早起きも無理なく行えるようになります。

それにより、適量を食べると眠気が起こり、暴飲暴食も自然と抑えられるため、良いサイクルで生活習慣病予防が行えることが期待できます。

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